代表者インタビュー/企業情報

特別なことはせず1つずつー小さな約束を守り続けてきた保険代理店の仕事

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特別なことはせず1つずつー小さな約束を守り続けてきた保険代理店の仕事
岐阜市 保険

20歳で保険会社の研修生となり、その後、個人事業主として保険代理店の仕事を続けてきた矢島さん。最初から明確な目標があったわけではなく、人とのつながりを大切にしながら、少しずつお客様を増やしてきました。今回のインタビューでは、保険業界に入った意外なきっかけや、長く仕事を続ける中で守ってきたこと、現在の働き方についてお話を伺いました。

思いがけないきっかけで始まった保険の仕事

—保険の仕事を始めたきっかけを教えてください
もともとは東京に出て、スターになろうと、演歌歌手など芸能の世界を目指していました。ただ、思うようにはなかなかいかず…地元へ戻ってきたんです。その頃、父が飲食店を営んでいて、店に出入りしていた保険代理店の方に、私の仕事について相談したことがきっかけになりました。「うちに来るか」と声をかけてもらい、20歳で保険会社の研修生として働き始めました。2年間は保険会社に面倒を見てもらいながらお客様を増やし、その後は独立を目指すという制度でした。なので、最初から保険の仕事をやりたいと思っていたわけではないんです。
—意外なところから始まったんですね
自分でもこんなに長く続くとは思っていませんでした。ただ、仕事を始めてみると、人と話して関係をつくっていくことは自分に合っていたんだと思います。当時は独身でしたし、まずは自分が食べていければいい、というくらいの気持ちでした。大きな目標を立てて始めたわけではなく、目の前の仕事を続けているうちに、お客様が少しずつ増えていきました。結果として、それが今まで続いてきたという感じです。

「あいつ、保険をやっていたな」と思い出してもらう

—当時はどのようにお客様を増やしていったのでしょうか
昔の保険は、会社が違っても商品や金額に今ほど大きな差がありませんでした。そうなると、最後は「誰から入るか」です。だから、人が集まる場所に顔を出して、まず自分を覚えてもらうようにしていました。喫茶店へ行ったり、集まりに参加したりして、そこで話していると「何の仕事をしているの」と聞かれます。そこから保険の話につながることもありました。目立とうとしていたというより、何かあったときに「あいつ、保険をやっていたな」と思い出してもらえればよかったんです。
—なるほど、相当な努力があったんですね。まずは自分を覚えてもらうことが大事だと?
そうだと思います。車屋さんなどから「保険は任せる」と声をかけてもらうこともありましたし、そうしたつながりの中でお客様が増えていきました。飛び込み営業も一軒ずつやりましたが、私の場合はなかなか成果にはつながりませんでした。今は新規開拓に力を入れるというより、紹介で来てくださる方が中心です。紹介は、これまでの対応を見てくれた方が次の人につないでくれるものなので、ありがたいですし、長く続きやすいとも感じています。

困ったときに、できるだけ早く動く

—長く続ける中で、大変だったことはありますか
お客様ともめたこともありますし、事故対応で苦労したこともあります。中には裁判まで進んだ案件もありました。今は事故が起きると保険会社が中心になって対応しますが、昔は代理店が現場へ行き、状況を確認して、いろいろな手続きを進めることも多かったんです。当時は携帯電話もありませんし、写真もフィルムの時代でした。今のように、その場で撮った写真をすぐ送ることもできません。事故があれば現場まで行って対応することもありました。
—今とは代理店が担う仕事もずいぶん違ったんですね
だからこそ、事故の連絡が入ったときは、できるだけ早く動くことを大切にしていました。お客様は困って連絡をしてきますから、そこで待たせてはいけません。自分の強みを挙げるなら、「迅速、丁寧、即対応」です。特別なことではありませんが、困ったときにすぐ動く。分からないことがあれば調べる。必要な連絡をきちんと返す。そうした対応を続けてきたことが、次の紹介や長い付き合いにつながっているのだと思います。

続けてこられた理由は「忍の一字」

—ここまで仕事を続けてこられた理由は、何だと思いますか一言でいえば「忍の一字」です。特別な影響力があるわけでも、強い営業トークがあるわけでもありません。大きく稼ぐ人もいますが、私にはそういう才能はありませんでした。だから、お客様が増えるまで待つしかなかったんです。ただ、何もせずに待っていたわけではありません。明日電話すると言ったら電話する。何時に伺うと伝えたら、その時間を守る。調べて折り返すと言ったら、きちんと連絡する。小さな約束を馬鹿にしない。それはずっと大切にしてきました。
—まさに今の矢島さんそのものですね!一つひとつは小さくても、その積み重ねが大事なことがよくわかります。
その基本が一番大事だと思います。小さな約束を守っていると、あるとき「この仕事を任せてみよう」と声をかけてもらえます。そこで任された仕事をきちんと終えれば、次はもう少し大きな仕事につながります。野球でいえば、まず監督に見てもらい、打席に立たせてもらうことです。打席に立つためには、まず監督に「こいつは一生懸命やっているな」と思ってもらわなければいけません。そのために、普段から素振りをする。仕事も同じで、結局はその繰り返しだと思っています。

今の生活をできるだけ長く続けたい

—これから、どのような働き方をしていきたいですか
今の生活は、仕事を始めた頃に思い描いていた形にかなり近いんです。仕事を始めた頃は、朝から晩までずっと仕事に縛られるのではなく、もう少し自由な形で仕事をしながら生活できたらいいなと考えていました。昔見ていた「探偵物語」のように、個人で仕事をしながら、午後から仕事をするような生活に憧れていたんです。もちろん今は、午前中に仕事をしないわけではありませんし、突発的なことが入って予定どおりにいかない日もあります。それでも、ここ10年ほどは自分が思い描いていた生活にかなり近づいています。
—今が理想の生活に近いというのは、素敵ですね
今の私にとっては、この生活をできるだけ長く続けていけたら、それが一番ですね。ただ、保険の仕事は、一つのミスやコンプライアンス違反などで仕事を続けられなくなる可能性もあります。自分が知らないところで問題が起こることもありますから、今の状態がずっと続くとは限りません。それでも、やり始めた頃に思い描いていた生活に今はたどり着けています。だからこそ、この環境をできるだけ長く続けていけたらと思っています。

特別な営業方法があったわけでも、最初から大きな目標を掲げていたわけでもありません。小さな約束を守り、困っているお客様がいれば、できるだけ早く動く。矢島さんは、そんな当たり前のことを一つずつ積み重ねながら、保険代理店の仕事を続けてきました。これからも、今の生活とお客様との関係を大切にしながら、変わらない姿勢で仕事に向き合っていきます。
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矢島保険事務所
代表 矢島 真一
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代表者情報

矢島保険事務所
代表 矢島 真一
20歳で保険会社の研修生となり、2年間の研修制度を経て、個人事業主として保険代理店の仕事を始める。人が集まる場所へ足を運び、つながりを築きながら少しずつ顧客を増やしてきた。現在は紹介による依頼が中心。「迅速、丁寧、即対応」と、小さな約束を守ることを大切にしながら、保険代理店としての仕事を続けている。近年は、夢だったよしもと新喜劇への出演や演歌CDの制作も実現。仕事を続けながら長年の夢を次々と叶え、自分らしい理想の働き方を実践している。
20歳で保険会社の研修生となり、2年間の研修制度を経て、個人事業主として保険代理店の仕事を始める。人が集まる場所へ足を運び、つながりを築きながら少しずつ顧客を増やしてきた。現在は紹介による依頼が中心。「迅速、丁寧、即対応」と、小さな約束を守ることを大切にしながら、保険代理店としての仕事を続けている。近年は、夢だったよしもと新喜劇への出演や演歌CDの制作も実現。仕事を続けながら長年の夢を次々と叶え、自分らしい理想の働き方を実践している。

詳細情報

企業名 矢島保険事務所
会社名ヨミガナ ヤジマホケンジムショ
代表者名 矢島真一
住所 〒501-3107 岐阜県 岐阜市加野4丁目9−20
電話番号